道徳教育の在り方

2018年10月26日

これまで道徳教育は教科外活動でしたが、学習指導要領の改訂により、「特別の教科」となりました。授業として取り入れられ、評価もされるということで、今回、人づくり・福祉対策特別委員会より安城市内の小学校に出かけて、学校現場を調査してまいりました。

 

この小学校では、コミュニケーション力を育む点に重点を置き、よりよい人間関係を築くことができる子どもの育成を目指した教育を進めています。また、子どもたちが学びを実感することができるように、指導方法や評価について工夫をされているとのことでした。

 

当日の授業は、警察に追われている友人が、3人の友だちに会いに帰ってくるという内容で、『①お金を持たせて逃がしてやる ②自首を勧めるが本人が納得しなければ逃がす ③自首を勧めて警察に付き添う。だめなら警察に知らせる』の3つから、自分ならどうするかを手をあげて活発に意見を発表していました。

 

午後は「あいち人権啓発プラザ」に移動、調査いたしました。愛知県は平成13年より愛知県行動計画を策定し、家庭、地域、学校、職場などの場を通じた人権教育・啓発の推進に取り組んでいます。これからのグローバル社会において、国や性別、障がい等の差別や偏見のない社会を実現するために、家庭や教育現場において正しい人権教育を進めていく必要があると思いました。